設問解説
答えではなく。
問いの方を。
行き詰まりの半分は、何を問われているか分かっていないことです。ピルの二つ目の操作「説明」はまさにそのためにあります。言い回しをほどき、試されている考え方を名指し、完全な答えに何が必要かを、着手する前に伝えます。
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使い方
1
分からなくなった言い回しを選ぶ
一文でも、用語でも、設問全体でも、その上の指示文でもかまいません。
2
「説明」を選ぶ
意味と意図が返ってきます。まだ頼んでいない解答は返りません。
3
そのうえで自分で解く
まず自分でやってみて、その後で答え合わせのために解答を求めてください。
対応できるもの
試験の指示語
評価せよ、根拠を示せ、導け、比較せよが実際に何を書くよう求めているか。
専門用語
辞書の一般的な意味ではなく、この段落でその語が持つ意味。
記号
見慣れない記号の意味と、その式を声に出してどう読むか。
課題の要項
課題が何を求めているか、そして配点がどう振られていそうか。
詰め込まれた段落
長い学術的な一文を、本来そうであるべきだった短い二文に書き直します。
学校の外のものも
契約書の条項、仕様書の一行、読み取れないメールの一節。
実際の一問を解いてみる
どの答えもこの形です。まず結果、そこに至った考え方が続きます。
問題
これが何を問うているか説明して: 金融政策だけでインフレをどの程度抑えられるかを評価せよ。
答え
金融政策の説明ではなく、両論に根拠を添えた判断を求めています。
手順
- 1評価せよは判断を求める指示語です。金利の仕組みの説明では点になりません。
- 2どの程度は、期待される答えが「ある程度」であって、はい・いいえではないことを示します。
- 3だけが要の語で、財政政策や供給側の要因といった他の手段を呼び込みます。
- 4つまり完全な答えは、金融政策にできること、できないこと、どの条件下でかを論じます。
- 5締めは両論の要約ではなく、根拠に支えられた判断であるべきです。
構成を考える前に、指示語と限定語に丸をつけましょう。その二語が答え全体の構成を決めます。

何を聞かれているのか、自分の言葉で言ってみて。合っているか答えるよ。
しないこと
- 設問の説明を頼まれたときに、代わりに答えを書くことはしません。
- 担当教員だけが持つ採点基準は知りません。
- 試験や採点される評価では使いません。
- 選ばなかった部分の要項は読みません。
Solvecoon は学習支援ツールであって、答えを出すだけの機械ではありません。試験、成績に関わる小テスト、監督付きの評価では使えません。利用ポリシーをご覧ください。
よく聞かれること
- 「説明」は「解く」とどう違いますか?
- 「解く」は途中式つきの答えを出します。「説明」は設問そのものをほどきます。何を意味し、どの考え方を試し、完全な答えに何が入るか。先に説明させるのが良い習慣です。
- もっとやさしい水準で説明できますか?
- 頼めばできます。Proの追加質問で、もっと簡単に、たとえ話で、授業で使う言葉で、と言えば書き直されます。
- 学校の外でも使えますか?
- はい。同じ操作で、賃貸契約の条項、エラーメッセージ、医療の細かい注意書きの一段落を、平たい言葉に直せます。
- 結局は答えを出してしまいませんか?
- 「説明」を選んだときは出しません。それが二つの操作の違いであり、意図してそうしています。